鏡を見るたび気になる「あおひげ」
30代に入ってダイエットに成功し、体型への自信は格段に上がりました。しかし、鏡でふと顔を見たときに気になるのが、口周りから顎にかけてうっすらと広がる「青い影」、そう、青髭です。
いくら朝しっかり深剃りしても、昼過ぎにはうっすらと肌が青みがかって見える。これって、年齢を重ねるごとに毛が濃くなっているのか? それとも、肌の弾力が落ちて毛が透けやすくなったのか?
青髭の正体は、皮膚の下に埋まっている太い毛の断面の色が透けて見えている現象です。皮膚の表面にある角質層が薄いほど、そして毛が濃く太いほど、この青みは目立ちます。つまり、深剃りで表面の毛を完璧に処理しても、皮膚の下の毛の根っこがある限り、青髭は消えないというわけです。
私の掲げる「清潔感」という目標を達成するためには、この青髭に真っ向から向き合う必要がありました。そこで、私が試した効果的な対処法を3つご紹介します。
対処法1:基礎を極める!「肌を傷めない究極の深剃り&保湿」
青髭を完全に消せなくても、まず肌を最良の状態に保つことで、見た目の印象は大きく変わります。
1. シェービングの見直し
昔は私も、T字カミソリでゴシゴシ剃っていましたが、肌への負担が大きく、肌荒れの原因になっていました。青髭が気になる方は、電気シェーバーを使うのがおすすめです。特に往復式ではなく、回転式のシェーバーは肌を引っ張らずに優しく深剃りできるモデルが多いです。
2. 保湿を徹底
深剃り後の肌は、目に見えないレベルで傷つき、バリア機能が低下しています。ここで乾燥を放置すると、肌がくすみ、青髭がさらに目立ちます。前回の記事で紹介したキュレルのモイスチャースプレーのような低刺激で保湿力の高いアイテムで、肌荒れをしっかりケアしましょう。健康な肌は光を均一に反射するため、青みが目立ちにくくなりますよ。
対処法2:即効性ならこれ!「オレンジ系コンシーラー」の活用
「メンズがメイクなんて…」と思うかもしれません。私も最初は抵抗がありましたが、これは「肌色補正」、つまりカバーメイクであり、ファンデーションのように顔全体に塗る必要はありません。
青色は補色(反対色)であるオレンジ系の色で打ち消すことができます。
- コンシーラーを選ぶ: 薄付きで伸びが良い、スティックタイプやリキッドタイプのオレンジまたはアプリコット系のコンシーラーを用意します。
- 薄く乗せる: 青みが最も濃い部分にだけ、少量を薄く叩き込むように乗せます。塗りすぎるとかえって不自然になるので注意が必要です。
- 仕上げ: その上から、自分の肌色に近いパウダーやBBクリームを薄く重ねて馴染ませれば完了。
これだけで、朝の顔のトーンが劇的に明るくなり、青髭による疲れた印象を払拭できます。即効性を求めるなら、これが最も手軽で効果的です。
対処法3:将来への投資!「ヒゲ脱毛」で根本解決
もし、毎日シェービングすること自体に疲れていたり、コンシーラーの手間を省きたいと思うなら、最終的な解決策はヒゲ脱毛です。
これは「未来の自分への投資」だと私は考えています。
| 脱毛の種類 | 特徴 | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|
| 医療脱毛 | 高出力レーザーを使用。永久脱毛が可能。 | 効果が早い、回数が少なくて済む。 | 痛みが強い、費用が高め。 |
| サロン脱毛 | 光脱毛(IPLなど)。抑毛・減毛効果。 | 痛みが少ない、比較的安価。 | 永久脱毛ではない、回数が多くかかる。 |
毎朝のシェービング時間が無くなる、カミソリ負けから解放される、そして何より青髭の悩みが根本から解消される。費用や痛みは確かにハードルですが、長期的に見れば十分検討する価値がある選択肢です。
まとめ:「清潔感」は積み重ね
青髭対策は、シェービング、保湿、そして必要に応じたカバーメイクや脱毛といった「積み重ね」が重要です。どれか一つに頼るのではなく、日々の肌ケアを徹底しつつ、自分に合った次のステップを見つけていくのが賢い選択だと思います。
まずは、肌を最良の状態に保つことから始めてみませんか?試したコンシーラーや脱毛の経過についても、また報告したいと思います!


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